蔵だより~今年もありがとうございました~
皆さんこんにちは。
いよいよ2023年も今日で終わりですね。
HPも新しくなったということで、
蔵人のブログもタイトル一新し、
雑談もいれつつ、
狩場一酒造を楽しんでもらえるよう書いていきたいと思います。
狩場一酒造的造りスケジュール
我々蔵人も正月はお休みいただくのですが、
試飲販売等をしていると結構いつ仕込みが始まり、
いつ終わるのかと聞かれることが多いので、
今更ですがまとめたいと思います!
仕込み始め
まず蔵入りは10月下旬からスタートします!
普段の出勤は9時からなのですが、
蔵入りすると7時から始動します。
まずは、大掃除をし、
酒米の入荷があり、
初洗米、初蒸しとどんどん初物があります。
何年やっても、思ってもいないようなトラブルがあったりと気が抜けない日々が続きます!
初しぼり
初仕込みから何本か仕込んだのち、
最初の一本がだいたい15~20日かけて発酵させ、
初しぼりを迎えます。
搾った新酒を利くと、少し気持ち的には安心できます・・・
朝一番しぼり
https://shop.syuugetu.jp/c/sake/japanesesake/japanesesake_asaitibannshibori
が例年先陣をきって販売されます!
これがだいたい11月の3週目くらいです。
搾りについてはまた年明けにでも詳しく説明させていただきます!
そして、詰口
狩場一酒造では第一クールと第二クールに分かれており、
11月いっぱいで第一クールが終わります。
そして12月は第2クールに向け片付けしたり、搾ったお酒をどんどん詰めたり、濾過するものは濾過したいしていきます。
また、直売所もお客様の数がどっと増えますので、そちらにも顔を出したりします!
第2クールへ
激動の12月を経て、
お正月休みをいただき、
第2クールがスタートします。
2月初旬に仕込みが終わり、
そこからもろもろあり、3月入るまでにすべて終わります。
年内最後に
本年もありがとうございました
今年はコロナに関するあれこれもおさまり、
例年以上に色々なイベントに参加させてもらいました。
今までご愛飲してくださっているお客様はもちろん、
始めて秀月を飲んだという方とも多く出会え、
感想は人それぞれだと思いますが、まず名前と味を知ってもらわないとどうにもならないと思いますので、
来年もいろいろなところに顔を出しますので、
是非ともよろしくお願いします!!!
蛇足
この年末、
TVerにて「王様のレストラン」が配信されていて、それを観ながら秀月を飲むのが最高な時間ですが、
ほんと松本幸四郎(現 松本白鸚)の佇まいがかっこいいですね。
あんな風なオーラをまといたいというのを2024年の目標にします!