蔵見学でよくある質問と、“LAST“LOVE

少し遅くなりましたが、先日の蔵見学にご参加していただいた皆様、ありがとうございました。
お天気にも恵まれ、3年ぶりの開催でしたが、大盛りあがりでした!

120人程のお客様に参加いただきました。

さてそんななか、蔵見学をされるお客様から複数回聞かれた「狩場一酒造」に関する質問について、簡単ですがここでも説明させていただきたいと思います!

Q.何石くらい作っているんですか?

A.
日本酒の蔵では生産量を石数で表すのですが、300石程造っております。
リッターにすると54,000L。
1一升瓶で3万本ほどになります!
もちろん、全て一年で売り切るというわけではなく、熟成させていくお酒もあります。

Q.何人で仕込みをされてるんですか?

A.
現在は、社員杜氏を含め社員三人、そして季節の蔵人さん数名と蔵元が手伝いに入ってくださり、
定期的に休みをとりながら、一日4名から5名で作業してます。

Q.蔵人さんは夏場何してるんですか?

A.
瓶詰めやお酒の管理はもちろんイベント出店、お店番、そして、自社の田んぼの草刈り等の管理をしてます!

蔵のすぐ近くにある自社田

Q.蔵見学はいつでもできますか?

A.
夏場(4月から9月くらい)は事前に連絡を頂いて、日時があえば見学をして頂ける日もあります。
※なにぶん、人数が少ないものでご了承ください。。。
そして、酒造期については基本的には蔵見学はできません。
ただし、2回だけ造りの様子を見学頂く方法がございます。
先日行われた新酒まつりの一つ「酒蔵見学会」に申し込まれるか、「狩場一酒造」も参加させて頂いております、「ミチのムコウプロジェクト」の企画の一つに酒蔵見学会がございますので、こちらに参加していただくのも一つです。

 ※ただいま2023年の参加者を募集中です!
 「100人で育む名前はまだ無い日本酒」

ここ3年程は、コロナ禍というのもあって、なかなかお客様と接する機会もなかったので、こういう風に色々聞いていただけると嬉しいもんですね。
もし、何かわからないことありましたら、気軽に電話メールTwitter、Instagramなどで聞いてください!

 

 “LAST“LOVE 

さて、そんなこんなで、残りの醪も二本になり、いよいよ今年の酒造りも終わりが近づいてきました!
そして、もう一つ終わるといえば、2023.2.21武藤敬司の引退試合が東京ドームで行われました。

プロレスがなければ、今ここで日本酒を造ってなかったと思いますし、
おそらく僕の人生で一番長く好きで居続けてるものだと思います。

そんな、プロレスにハマるきっかけになったのは、橋本真也であり、ハヤブサであり、nwoであり、そして武藤敬司でありました。

日本プロレス史上最高の夜と銘打たれた大会は、ライバル団体のチャンピオン同士の対抗戦、若き頃の約束を果たす試合、インディーから成り上がったNOSAWA論外の引退試合と内容は盛りだくさん。

そして、メインの武藤敬司引退試合。
相手はかつて武藤敬司に憧れてプロレスラーになった内藤哲也。

よく、プロレスは大河ドラマと言われます。
これは、一試合一試合の点でも楽しめますが、ずっと見続けることでそれが線になりより楽しめるということです。

そんな、歴史を熱燗と一緒に楽しみながら試合を堪能しました。

最近、燗つけてますか?

試合内容をここで語るのは野暮ではありますが、小さい頃真似した全ての動き一つ一つに感動しました。

そして、最後の最後に大サプライズ。

武藤敬司対蝶野正洋
レフェリータイガー服部
実況辻よしなり

ただただ、自然に流れる涙を抑えきれず、
ありがとうと極上の数分間を楽しみました。

試合前会見で、武藤敬司は
「レスラーはヒーローじゃなきゃいけない、
スーパースターじゃないといけない。」

と言いました。
たぶん永遠にヒーローであり憧れである武藤敬司選手。

いつか自分もそんな憧れられる、
他人をこの日本酒業界に入りたいと思わせるような日本酒を造っていきたいとおもいました。