キャッチ―を科学する

9月に入りまして、いよいよ自社田の山田錦も出穂してきて、
いよいよ酒造りの足音がきこえ始めてきました!

ようやく出穂した自社田の山田錦

さて、先月の28日に神戸の「北野工房のまち」にて、 卸・酒販店や飲食店の方を主に対象にした「SAKE KURABE」というイベントが開催されました。

このイベントのテーマは 「新しい飲み手の創造」そして「新しい飲み方の提案」ということで、 イベントに向けて、秀月をどういう風にすればより知っていただけるのだろうか、 新しく美味しく飲めるのだろうかと、 会議を重ねました。

そして、イベント当日、兵庫県の各地から19蔵集まりました。

開会式後代表揃って集合写真

こういうときも手ぬぐいの宣伝は欠かせません。

イベントが始まり、お客様とお話しさせていただき、 まずやはり「名前は知っているが初めて飲まさせて頂きます。」という方がほとんどでした。
こういう時、申し訳なさそうにおっしゃっていただくのですが、 こちらといたしましては、飲んでもらえる機会を求めていっていますので、 遠慮なさらず口にして頂いて、色々なご意見を頂戴したいところです!

といった感じで、イベントのテーマよりまず秀月を知っていただくことが優先になってしまい、 秀月の「新しい飲み方」どころではありませんでしたので、「新しい飲み方」はまた別の機会にブログの方に書かせて頂きます!

イベントの数日前、 ニュースで「若者のアルコール離れ」という記事があり、確かに全盛期に比べれば消費量は減っているとは思いますし、飲酒による嫌なニュースが多い昨今ではあるので、 いいイメージが付きにくいというのもあるとおもいます。
しかし、今回のイベントスタッフの方にも飲食関係の方にも若い方も多くおられました。
年齢性別国籍関係なく日本酒を楽しめる情報をいかに発信できるかだと思いますので、 ほんと今回のイベントは良かったと思います。

~最後に~
色々な方と交流させて頂き、秀月への様々な感想、日本酒に対する想いや熱を感じ取ることができ、より酒造りへの気合が入りました。
特に「特別純米酒」を「燗酒」にしたら絶対美味い!と言って頂く回数が多かったのが嬉しかったです。
個人的にも燗にしたら米の甘味をより感じれるのではないかと思うので、これから秋に向けて夜少し肌寒くなる時などにオススメです。

しかし、交流させていただいた飲食の方のお店全部回りたい・・・